同システムの概要
職場内での「パワハラ」等ハラスメント発言は、日常業務の中で行われていたとしても、記録として残らないことから、往々にして見過ごされ、場合によっては横行してしまう危険性があります。
これらの発言は、職場環境を確実に悪化させ、生産性の低下、精神疾患の発症、人材の流出等様々な悪影響を及ぼすものであります。
事業場側は、ハラスメントの予防・解決のための取組を進める上での課題として、「ハラスメントかどうか判断が難しい」「発生状況を把握することが困難」を挙げ、それは客観的な証拠(音声データ等)に基づいた判定ができないことを問題点として指摘しています。
そこで、弊社は問題を解決するため、以下のシステムによって定期点検を実施することを提案しています。
1⃣職場環境における有害な因子(「パワハラ」等ハラスメント発言)を探知するため、対象となる職場内に、1台~複数台の集音機を設置する。
2⃣それらの集音機をBluetoothの機能を利用してスマホに連携させ、通信網を通じて、音声データを、当社の情報端末に送信する。
3⃣ AI技術を活用して、有害な因子の有無を探知して、職場環境の判定を行い、その結果を対象職場の労務担当者などに情報提供する。